然るべき立場で、重要な意思決定を繰り返す毎日。充実はしているが、自分の時間がないと感じる。
古来、文豪は、自らと向き合い、新たな何かを生み出すために、温泉旅館に籠ってきた。
日々戦う現代のビジネスマンにもまた、
自分と向き合う“館詰め”の時間が必要なのではないだろうか―。
そう思い立ち、旅に出た。
古来、文豪は、自らと向き合い、新たな何かを生み出すために、温泉旅館に籠ってきた。
日々戦う現代のビジネスマンにもまた、
自分と向き合う“館詰め”の時間が必要なのではないだろうか―。
そう思い立ち、旅に出た。
一人旅
日常を忘れ、自分と向き合う“館詰め”一人旅
然るべき立場で、重要な意思決定を繰り返す毎日。充実はしているが、自分の時間がないと感じる。
古来、文豪は、自らと向き合い、新たな何かを生み出すために、温泉旅館に籠ってきた。
日々戦う現代のビジネスマンにもまた、
自分と向き合う“館詰め”の時間が必要なのではないだろうか―。
そう思い立ち、旅に出た。
古来、文豪は、自らと向き合い、新たな何かを生み出すために、温泉旅館に籠ってきた。
日々戦う現代のビジネスマンにもまた、
自分と向き合う“館詰め”の時間が必要なのではないだろうか―。
そう思い立ち、旅に出た。
1日目
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14:30新千歳空港から送迎バスで出発
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15:30“館詰め”の場「望楼NOGUCHI登別」に到着「自分と向き合う時間を作ろう」
思い立ったらすぐに実行するタイプだ。
日常を忘れるため、遠く北海道の地に宿を選んだ。
当日は事前に予約しておいた送迎バスに乗り、
空港から宿に直行する。
最低限の着替えだけを持ち、身軽な姿で到着。
仕事はしっかり片付けてきたことだし、
スマートフォンの電源も切ってしまおう。 -
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16:00「のぐち文庫」で滞在のお供の本を見つける創業者お薦めの本や北海道にちなんだミステリー
小説など、棚に並んだ数多の蔵書から、
今回の“館詰め”を共にする一冊を探す。
「今回はこいつにしよう」
少し分厚めのハードカバーを手に取り、
ラウンジへと向かう。
自分と向き合いたいときは、いつも本を読む。
本は良い友となり、新たなきっかけをくれたりする。 -
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16:30ラウンジでコーヒーを飲みながら読書に明け暮れる白を基調とするラウンジ「KOMOREBI」。
時間がゆっくりと流れる中、リラックスできるソファー
に身を沈め、コーヒー片手にページをめくる。
邪魔にならないジャズが耳に心地よい。
今はただ、仕事のことも家族のことも忘れて、
本に没頭する。久しく感じていなかった、
自分のためだけに時間を使う贅沢を堪能する。 -
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18:30夕食前のひととき大浴場の露天風呂に浸かる本を読み続け、気付けば2時間経っていた。
夕食の前に、大浴場に向かう。
自然の風を肌に感じながら、白濁の湯が溢れる露天風呂
に浸かる。緊張で強ばった身体がほぐれ、
全身の力が抜けていくのを感じる。
「こんなに疲れていたんだ」
そんなことに今さら気づいた。
名湯を堪能しながら、これまでの自分に想いを馳せる。 -
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19:30季節を感じる旬食材を使ったオリジナル会席に舌鼓風呂あがり、リラックスできる作務衣に着替え、
食事処へ。
個室に通され、オリジナル会席
料理を愉しむ。新鮮なお造りと地酒が
非常によく合う。
何も考えずに食事と向き合うのはいつ以来だろう。
時間をかけてじっくり料理を味わった後、
「ごちそうさま」という言葉が自然と口からこぼれた。 -
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21:00BARでお酒を嗜みながらひたすら本を読みふける食事の余韻を味わいながら、一人BARへ向かった。
カウンターのみのシンプルな空間は、
各々が自由に過ごすことを許している。
酒の肴は、もう2/3ほど読み進めた一冊の本。
何気なく手にしたが、今の自分にとって大切なことを
教えてくれている気がする。程よいアルコールに
気持ちよくなりながら、ページをめくる。 -
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22:00就寝までの時間はDVDを見ながらリラックス本も読み終わり、部屋に戻る。
まだ寝るには名残惜しいが、どうしようか。
そう考え、DVDを持ってきていたことを思い出す。
以前から観よう観ようと思っていたが、時間が取れず、
後回しになっていた映画だ。
部屋にプレイヤーがあると知り、持参していた。
何をしようか悩む、こんな時間もたまには悪くないものだ。
2日目
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7:00翌朝、目覚めに客室の展望風呂で朝風呂を愉しむいつもよりゆっくり目覚める。
だが、朝食まではまだ少し時間があるなと思い、
部屋の展望風呂に。1人ではもったいないくらいの広さの湯船で、
登別の名湯に浸かる。
瑞々しさを感じさせる朝の山々を眺め、思わず息が漏れた。
朝ゆっくり過ごすことができるのも、旅先での贅沢。
朝風呂はこんなに気持ち良いものだったのか。 -
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8:00こだわりの朝食を時間をかけてゆっくり味わう炊き立てご飯の香りが、
一日の活力を与えてくれる。
ごはんに合う優しい味付けのおかずに、食が進んだ。
いつもは慌ただしく口に収めるだけの朝食が、
こんなにも大切なものだとは。帰ったら、少し早起きして、
朝食をちゃんと食べることにしようか、そんなことを
考えながら、食後のコーヒーを愉しむ。 -
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9:00セレクトショップ「DO」で旅のお土産を購入簡単に荷物をまとめ、セレクトショップ「DO」へ。
こだわりのセレクションというだけあって、
北海道にゆかりのある上質なものばかりが揃う。
こんな時間をくれた家族に何か買って帰ろうか。
そして、向き合った時間を忘れないためにも、
自分自身にも。
「今度は、家族も連れてこようかな。」
そう考え、帰路についた。 -
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11:00新千歳空港から帰路へ